仕事でミスをした。
恋人とのやりとりも、なんだかモヤモヤする。
楽しみにしていた予定まで、なくなってしまった。
嫌なことが続くと、
「最近、何をやってもうまくいかないな」
と思うことはありませんか?
そんな時に確かめたいのが、
「何もかも」の中で、何が起きているか。
仕事のミスと、恋愛の悩みと、予定の変更。
重なって起きても、それぞれ別の出来事です。
ひとつずつ見ていくと、
「今日はこれを考えよう」と、
今できることを選びやすくなります。
今日は、大きくなったモヤモヤを、
ひとつずつ整理するコツをお話しします。
嫌なことが重なると
「全部ダメ」に見えてくる
たとえば、仕事で入力ミスをした日。
家に帰ってからも、そのことが気になっている。
そこに、恋人との会話で
気になったひと言を思い出す。
週末のお出かけも、雨で中止になってしまった。
ひとつだけなら、
「今日は仕事でミスしちゃったな」
だったはずが、
「仕事も、恋愛も、休みの日も。
私、何もかもうまくいってない」
そんなふうに感じることがあります。
別々の出来事が「全部ダメ」に見えてくる時には、
次のようなことが起きているかもしれません。
気になることを続けて思い出している
仕事のミスを考えているうちに、
「そういえば、あの時も」と、
別の嫌だったことまで浮かんでくる。
頭の中では、嫌なことが次々と続きます。
別々の話をひとまとめにしている
仕事のミスを直すことと、
恋人との会話で気になったことを話すこと。
それぞれ、考えることも違います。
ひとまとめにすると、
何をどうしたらいいか、わかりにくくなるんです。
出来事の話が、自分への評価に変わっている
「ミスをした」から、
「私は何をやってもダメ」へ。
直したいのは入力した箇所だったのに、
自分のことを丸ごと責める話になってしまう。
それでは、何から考えたらいいか、
ますます見えなくなりますよね。
仕事のミスと、恋愛の悩みは別の話
「何もかも」と感じている時は、
起きたことを、出来事ごとの言葉に戻してみます。
| ひとまとめにした 言葉 | 出来事ごとに 見てみる |
|---|---|
| 仕事が うまくいかない | 今日、書類の数字を ひとつ入力し間違えた |
| 恋愛も うまくいかない | 昨日の会話で、 気になっている ひと言がある |
| 楽しいことが 何もない | 楽しみにしていた 週末の外出が、 雨で中止になった |
こうして並べてみると、
ひとつの大きな「うまくいかない」だったものが、
別々の話に見えてきませんか?
仕事のミスをしたから、
恋人との関係まで決まるわけではない。
外出が中止になったことも、
自分が何かに失敗した話とは違います。
それぞれに、考えられることがあるんです。
書類なら、間違えた箇所を確かめて直す。
恋人とのことなら、何が気になったかを考える。
週末なら、家でどう過ごすかを選ぶ。
もちろん、嫌だった気持ちが、
すぐに消えるわけではありません。
ただ、
「私の人生、全部うまくいっていない」
という大きさで、全部を一度に考えなくても、
ひとつずつ考えることはできます。

大きくなったモヤモヤを整理する
3つのヒント
「全部」の中には、何が入っている?
「何もかもうまくいかないな」と思ったら、
頭に浮かんでいる出来事を、
ひとつずつ短く書いてみてください。
スマホのメモや、紙に書いてみます。
たとえば、
- 仕事で入力ミスをした。
- 恋人のひと言が気になっている。
- 週末のお出かけが中止になった。
「私はダメだ」という評価より、
何が起きたのかを、そのまま書く。
書いたものを見ながら、
何について悩んでいるのかを、
ひとつずつ確かめやすくなります。
ひとつずつ見ると、変わること
書いたものを見ながら、
それぞれについて、
「何が嫌だったんだろう?」と考えてみます。
仕事のミスなら、
間違えたことが気になっているのか。
指摘された時の言い方が、つらかったのか。
同じ「仕事のことで落ち込んでいる」の中にも、
気になるところは違うんですよね。
ミスの修正が必要なら、その箇所を直す。
言われた言葉がつらかったなら、
「あの言い方が悲しかったんだな」と、
自分の気持ちを確かめる。
何が気になっているかで、
次にすることも変わってきます。
全部を「もっと頑張らなきゃ」で
解決しようとせず、
今、気になっていることに合う
やり方を考えるんです。
今日考えることは、どれ?
出来事が分かれてきたら、
「今、私にできることはある?」
と、ひとつずつ見てみます。
明日の仕事で確認することを、
ひとつメモする。
恋人に伝えたいことを、一文にしておく。
週末に家で楽しめそうなことを選ぶ。
今日できることがあれば、ひとつ選ぶ。
明日でなければ確かめられないことは、
いつ確かめるかを決めておく。
夜、家にいる時には、
仕事の書類を確認できないこともあります。
そんな時まで、頭の中で仕事を続けなくても、
「明日、最初に確かめよう」とメモに残せます。
全部を今夜のうちに解決することより、
次に何をするかが、ひとつわかること。
それを、今日の区切りにしてみませんか。
ここまでの整理を、短くまとめるとこうなります。
| 確かめること | 自分への質問 |
|---|---|
| 出来事を ひとつずつ見る | 「何があった?」 |
| 気になるところを 確かめる | 「何が嫌だった?」 |
| 今することを選ぶ | 「今、私に できることはある?」 |
今、気になっていることがあれば、
この3つを、ひとつの出来事に
当てはめてみてください。
最初から全部の悩みを整理しようとせず、
ひとつについて書いてみるところからです。
分けてみても、どれもつらかったら?
嫌なことがいくつも重なっている時もあります。
分けたあとに、無理に
良いところを探す話ではありません。
「仕事のことも、恋人とのことも、つらかった」
と、別々にわかったうえで、
今日考えること、あとで確かめることを
選んでいきます。
何もできることが浮かばなかったら?
相手の返事を待つしかないことや、
今はまだ決められないこともあります。
その時は、
「今は返事待ち」「明日確かめる」と書いて、
いったん考えるのを終える方法もあります。
わからないことを、
今すぐ答えにしようとしなくても、
次に確かめる時を決めることはできます。
ひとつずつ考えると、
次にできることが見えてくる
嫌なことが続いた日は、
「何もかもうまくいかない」と
感じることもあります。
そんな時は、
「何があった?」
「何が嫌だった?」
「今、私にできることはある?」
と、ひとつずつ見てみてください。
仕事のミスも、恋人とのモヤモヤも、
それぞれ別の話。
ひとつの出来事で、自分の全部を決めなくても、
次にすることは選べます。
特に、人とのやりとりが気になっている時は、
「もっと上手に話せばよかった」
「私が我慢すればよかった」と、
自分が頑張る方へ考えてしまうこともあります。
何をもっと頑張るかを決める前に、
いつもの気遣いで、自分が無理を重ねていないか。
そこを確かめることも、
人付き合いをラクにするヒントです。
気を遣いすぎて疲れる理由と、
私が実際に手放してきたことを、
無料小冊子『今すぐやめていい13のこと』に
まとめました。

人とのことで悩んだ時、
今より頑張ることを増やす前に、
自分が続けている気遣いと比べながら読めます。

