愚痴を聞きたくないと思ったら|疲れる理由とラクになる聞き方

友達や職場の人から愚痴を聞かされて、

「今日はもう聞きたくないな……」

と思ったことはありませんか?

いつもなら普通に聞ける話なのに、
今日はなんだか疲れる。

相手のことが嫌いなわけじゃないし、
できれば優しくしてあげたい。

それなのに、話を聞いているうちに
「もういいよ……」と思ってしまう。

そんな自分に、ちょっとモヤモヤすることも
あるのではないでしょうか。

実は、愚痴を聞ける日もあれば、
聞きたくない日があるのは自然なこと。

大切なのは、その気持ちを
我慢して消そうとすることではなく、
自分がどう感じているかを知ることです。

今回は、愚痴を聞くのがつらくなる理由と、
自分もラクでいられる付き合い方について
お伝えします。

目次

「愚痴を聞きたくない」から
わかる、自分の本音

「またあの人の愚痴が始まった……」

そんなふうに思うと、
ちょっと嫌な気持ちになることもありますよね。

本当は優しく聞いてあげたいのに、
今日はそんな気分になれない。

そんなとき、
「聞きたくない」という気持ちにも、
ちゃんと理由がある
んです。

たとえば、

  • 今日は仕事で疲れているから、
    静かに過ごしたい。
  • せっかくの休憩時間だから、
    楽しい話をしたい。
  • 同じ話が何度も続いていて、
    聞くのがつらくなってきた。

どれも、あなたが今どう過ごしたいのかを
教えてくれる気持ちです。

ここで大切なのは、
愚痴を聞きたくない自分を責めるのではなく、

「私は今、どうしたいんだろう?」

と、自分にも聞いてみること。

「今日はゆっくりしたいんだな」

「私も楽しい話がしたかったんだな」

そんなふうに自分の本音がわかると、
何が嫌だったのかも見えてきます。

「優しくしたい」と
「毎回聞く」は、別のこと

愚痴を話してくれる相手が
友達や仲のいい同僚だったら、
なおさら聞いてあげたいと思いますよね。

つらいことがあったなら力になりたいし、
話すことで気持ちがラクになるなら、
聞いてあげたい。

その優しさは、とても素敵なことだと思います。

ただ、ひとつ覚えておいてほしいことがあります。

相手を大切に思うことと、
毎回すべての愚痴を聞くことは別なんです。

たとえば、仲のいい友達から
電話がかかってきたとします。

今日は時間もあって、話を聞きたい気分なら、
ゆっくり聞く。

一方、仕事で疲れていて、早く休みたい日なら、

「ごめんね、今日はちょっと疲れてるから、
また今度ゆっくり聞かせて」

と伝える。

どちらも、相手を大切に思っていることに
変わりはありません。

毎回聞いてあげることだけが、
優しさではないんですよね。

自分もラクになる、
愚痴との付き合い方

愚痴を聞いて疲れてしまうのには、
ちゃんと理由があります。

そして、聞き方をちょっと変えるだけでも、
疲れ方は大きく変わるんです。

愚痴を聞くたびにぐったりしていた人も、
今までよりずっと気楽に
話を聞けるようになる。

そのために知っておきたいことを、
ここからお伝えします。

愚痴を聞くと疲れるのはなぜ?

誰かの愚痴を聞いていると、
話しているのは相手なのに、
聞いている自分までぐったりすることって
ありませんか?

そもそも、ネガティブな話を
ずっと聞いていること自体が、
ストレスになるんです。

たとえば、

「今日も上司がさ……」

「ほんと、あの人って嫌になる!」

そんな話が毎日のように続いたら、どうでしょう?

自分が嫌なことをされたわけではないのに、
聞いているだけで
気分が重くなってきますよね。

人は、嫌な出来事について繰り返し話したり、
ネガティブな感情に触れ続けたりすると、
気持ちが引っ張られやすくなります。

心理学でも、嫌な出来事を繰り返し話すことと、
ストレスや気分の落ち込みとの関係が
研究されています。

つまり、愚痴を聞き続けているだけでも、
私たちは疲れるんです。

特に、いつも相手の話を
丁寧に聞いている人ほど、
その疲れが大きくなることもあります。

では、どうしたら
その負担を減らせるのでしょうか?

愚痴に疲れない聞き方

人の話を聞くとき、
相手の気持ちに自然と寄り添える。

そんな優しい人ほど、愚痴を聞くときも、

「そうだよね、大変だったよね」

「それは嫌だったね」

と、相手と一緒に怒ったり、
悲しんだりすることがあります。

実は、ここにも疲れてしまう理由があるんです。

たとえば、相手が上司に怒られた話を
しているとします。

話を聞きながら、

「それはひどいね!」

「そんなこと言われたら嫌だよね!」

と、一緒になって怒っていると、
どうなるでしょう?

最初は相手の話だったはずなのに、
いつの間にか自分まで
イライラしてきませんか?

相手に起きた出来事を、
まるで自分に起きたことのように
感じてしまうんです。

つまり、話を聞いているだけなのに、
自分まで同じ嫌な出来事を
経験したような状態になる。

相手の怒りや悲しみに引っ張られて、
自分の気持ちまで
乗っ取られてしまうんですね。

これでは、聞いているだけでも疲れてしまいます。

そこで、おすすめしたいのが、

愚痴は、話半分で聞くこと。

「へぇ、そうなんだ」

「そんなことがあったんだね」

こんなふうに相づちを打つだけでも、
会話はちゃんと成り立ちます。

また、相手の目をずっと見ながら
真剣に聞くのではなく、
ときどき視線を外してみるのも
ひとつの方法です。

もちろん、相手の話に
「本当にそうだよね!」と思うなら、
一緒に話してもいいと思います。

大切なのは、相手が怒っているからといって、
自分まで同じように
怒らなくてもいいということ。

ただ聞いているだけなら、
毎回その気持ちを全部受け止める
必要はありません。

相づちを打って話を聞くことも、
相手の気持ちを受け止める方法のひとつです。

相手の話は聞く。
けれど、感情まで一緒に背負わない。

それだけでも、愚痴を聞く負担は
軽くなっていきます。

ストレスを減らす、もう一つの方法

ここまで、愚痴を聞くときの工夫を
お伝えしてきました。

ただ、聞き方を変えても、
やっぱりモヤモヤすることってありますよね。

そんなときは、もうひとつ
考えてみてほしいことがあります。

それは、嫌なのは愚痴そのものなのか、
それとも、その人との会話なのか
ということ。

たとえば、普段は楽しく話せる友達。

たまたま仕事の愚痴が続いているだけなら、
話題を変えたり、
聞く時間を短くしたりすることで、
また楽しく過ごせることもあるでしょう。

一方で、会うたびに愚痴ばかりで、
こちらの話はほとんど聞いてもらえない。

一緒に過ごしたあと、いつも疲れてしまう。

そんな場合は、聞き方だけではなく、
その人と過ごす時間について
考えてみてもいいと思うんです。

  • 会う回数を変える。
  • 長時間ではなく、短い時間だけ会う。
  • 二人きりではなく、何人かで過ごす。

今の関係を全部変えるという話ではありません。

これからどんなふうに関わっていくかは、
自分でも選べる
ということです。

愚痴を聞くのがつらくなったとき、
その人との会話を振り返ってみる。

それだけで、自分に合う関わり方が
見つかることもあります。

自分の気持ちがわかると、
人付き合いはもっとラクになる

誰かの愚痴を聞いてあげたい日もあれば、
今日は聞きたくないと思う日もある。

どちらも、あなたの大切な気持ちです。

相手の話を聞いてあげたいと思う
優しさを持ちながら、
自分がどうしたいかも選べる。

そうなったら、今よりもっと気楽に
人と付き合えそうですよね。

大切なのは、いつでも優しく聞ける
自分になることではありません。

相手の気持ちだけではなく、
自分の気持ちもわかったうえで、
どうするかを選べること。

これまで何気なく引き受けていた聞き役も、
自分で選べるようになると、
人付き合いはもっとラクになります。

そして、こんなふうに
自分の気持ちを知ることは、
普段の何気ない気遣いにも
目を向けるきっかけになります。

いつもなら「大丈夫」と答えていた場面でも、
本当はどうしたかったのか。

人と関わる中で、知らないうちに
自分が引き受けていることはないか。

そんな日常の気遣いを見直すために、
無料小冊子『頑張り続ける前に
「今すぐやめていい13のこと」』を作りました。

愚痴を聞いて疲れるときにも。人付き合いで疲れる毎日から、自分もラクに過ごせる毎日へ。無料小冊子『今すぐやめていい13のこと』

人付き合いで疲れる毎日から、
自分もラクに過ごせる毎日へ。

そのためのヒントとして、
役立ててもらえたらうれしいです。

無料小冊子
『今すぐやめていい13のこと』
を読む

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次