「大丈夫です」
気づけば、そう答えていませんか?
誰かに心配されたとき。
仕事の状況を聞かれたとき。
「最近どう?」と聞かれたとき。
本当は疲れている日もあるのに、
反射的に「大丈夫」と言ってしまう。
実は、その「大丈夫」が増えているときほど、
自分でも気づかないうちに
心が疲れていることがあります。
今回は、
気遣いさんほど見落としやすい
「隠れ疲労」についてお話しします。
「大丈夫」と言う言葉は問題ではない
まず最初にお伝えしたいことは、
「大丈夫」と言うこと自体は
悪いことではありません。
本当に大丈夫なときもありますし、
その言葉に助けられる場面もあります。
気をつけたいのは、
本当は大丈夫じゃないのに、
大丈夫と言うことが増えている状態です。
実際、
私のもとに相談に来られる方も
最初はこうおっしゃいます。
「そこまで困ってないんです」
「私より大変な人はたくさんいるので」
「なんとかやれてます」
けれど、お話を聞いていくと
だいぶ違う印象になるのです。
気づかないうちに積み重なっている「人疲れ」
職場では周りに気を遣う。
上司の機嫌を気にする。
同僚との関係にも気を配る。
家に帰ればパートナーに気を遣う。
親にも遠慮してしまう。
そんな毎日を続けていると、
知らないうちにエネルギーは消耗していきます。
例えば、
- 家に帰ると何もする気が起きない
- 休日は寝て終わってしまう
- 人から連絡が来るだけで疲れる
- 一人の時間がないと回復しない
- せっかくの休みも思うように過ごせない
そして、
「休日を有効活用できなかった」
「また寝て終わった」
と、自分にダメ出しまでしてしまう。
この状態は決して
怠けているわけではありません。
むしろ、
毎日たくさん気を遣いながら
頑張っているからこそ
起きている反応です。
気遣いさんほど、自分の限界に気づくのが遅い
なぜ気遣いさんは疲れに気づきにくいのでしょうか。
それは、
周りを見る力が高いからです。
相手は困っていないかな。
この場の空気はどうかな。
迷惑をかけていないかな。
そんなふうに外側を見ることに
慣れている人ほど、
自分の状態を確認する時間が少なくなります。
その結果、
疲れていても動ける。
苦しくても笑える。
しんどくても頑張れる。
そんな状態が当たり前になってしまうのです。
「しっかりしている人」ほど見落とされやすい
しっかりしている人は、
周りからも、
「しっかりしてるね」
「頼りになるね」
と言われることも多いでしょう。
だからこそ、
周りも気づきにくいのです。
本人も気づきにくい。
だけど、
エネルギーは使い続けているので、
心の中ではこんな状態になっていることがあるのです。
- 一人になりたい
- 誰とも話したくない
- 人と会う予定があるだけで疲れる
- 休日まで仕事のことを考えてしまう
- 常に気が張っている
これが「隠れ疲労」の怖いところです。
あなたは最近、「疲れた」と言えましたか?
ここで質問です。
あなたは最近、
誰かに
「疲れた」
と言えましたか?
「しんどかった」
と言えましたか?
それとも、
いつものように
「大丈夫」
と答えてしまいましたか?
もちろん、誰かに弱音を吐かなければいけないわけではありません。
まず大切なのは、
自分自身が自分の気持ちに気づくことです。
「本当に大丈夫かな?」と自分に聞いてみる
もし最近、
「大丈夫」が口癖になっているなら、
少しだけ立ち止まってみてください。
そして、
「本当に大丈夫かな?」
「私は今どう感じているかな?」
と、自分に聞いてみてください。
疲れているなら、
疲れているでいい。
悲しいなら、
悲しいでいい。
イライラしているなら、
イライラしているでいい。
気持ちを否定せずに受け取ることから、
人との関わり方は変わり始めます。
安心して人と関われる関係は、自分の気持ちを知ることから
人間関係は、
相手が変わることで楽になるとは限りません。
自分の気持ちに気づき、
自分を大切にしながら関われるようになることで、
安心して話せる人が増えていきます。
本音を言える場面が増えていきます。
そして、
「一人で抱えなくていいんだ」
と思える瞬間も増えていきます。
その積み重ねが、
人間関係の疲れを軽くしてくれるのです。
「大丈夫」の奥にある気持ちに目を向けて
「大丈夫」が増えているときほど、
心が疲れていないかセルフチェックが必要です。
気遣いさんほど、
自分の状態よりも周りを優先してしまうもの
だからこそ、
ときどき立ち止まって、
自分が感じていること
に目を向けてください。
その小さな確認が、
安心して人と関われる未来への第一歩になります。
もしあなたが、
「大丈夫」が口癖だったかもと気付いたなら
あなたが楽に関われる関係を作るためにも
小冊子を活用してみてください。

気遣いさんが
安心して人と関われるようになる
ヒントをまとめています。
人との関係を楽に
毎日を楽にしていきましょう。

