アドバイスに従わないと悪い気がする|感謝しながら自分で選ぶ考え方

友達に悩みを話したら、
「こうしてみたら?」と
親身に考えてくれた。

ありがたいな、と思う。
その一方で、
「そこまでするのは、ちょっと違うかも」
と迷うことはありませんか?

せっかく考えてくれたのに、
その通りにしなかったら悪い気がする。
かといって、気が進まないまま
全部やるのもしんどい。

そんな時は、
感謝することと、どう取り入れるかを
分けて考えてみます。

アドバイスを大切に受け取ることと、
言われたことを全部そのままやることは別。
自分に合う形で試す方法もあります。

今日は、相手の言葉を参考にしながら、
自分で選ぶための考え方をお話しします。

目次

親身になってくれたからこそ、
断りにくい

たとえば、友達と会ったあとの疲れを、
別の友達に相談した時。

友達同士で相談し、アドバイスを聞く場面のイラスト

「そんなに疲れるなら、
しばらく誘いを断ってみたら?」

そう言ってもらったとします。

自分のことを心配してくれた。
話を聞いて、一緒に考えてくれた。
その気持ちは、うれしい。

ただ、自分はその友達と
会うのをやめたいわけではない。
一緒に話すのは楽しいし、また会いたい。

「せっかく言ってくれたんだから、
やってみなきゃ」

そう思うと、自分の気持ちと
アドバイスの間で迷いますよね。

ここには、たとえば
こんな気持ちが重なっていることがあります。

考えてくれた気持ちに応えたい

話を聞いてくれたお礼として、
行動でも応えたくなる。
「やってみたよ」と報告できたら、
喜んでもらえる気がする。

自分より、相手の考えを信じたくなる

一人では答えが出なかったからこそ、
はっきり言ってくれた人の言葉が
正解のように感じられる。

違う選び方をすると、否定になる気がする

「その方法にはしない」と言ったら、
相手の考えや、心配してくれた気持ちまで
否定するようで言いにくい。

こうして、
「私はどうしたい?」より先に、
「言われた通りにできるかな?」

を考え始めることがあります。

「ありがとう」と
「その通りにする」は別

相談に乗ってくれたことへの感謝は、
「聞いてくれてありがとう」
「一緒に考えてくれて、うれしかった」
と伝えられます。

そのうえで、
自分はどうするかを考える。

お礼を伝えることと、
行動を決めることを、別々にするんです。

さっきの例なら、友達の言葉には、
「疲れるまで無理をしない方がいい」
という、自分にも役立つ見方があります。

そこを受け取ったうえで、
「誘いを全部断る」以外の
取り入れ方も考えられます。

  • 忙しい週は、別の日を相談する
  • 会う日は、帰る時間を先に決める
  • お茶をしたあとの買い物は、今回は見送る

「会いたい」と「疲れ切るのは避けたい」。
両方に合う形を探すこともできます。

もちろん、話を聞いた結果、
「その方法を試してみたい」と
思うこともあります。

言われた通りに全部やるか、
何もやらないか。
その二つだけが選択肢ではありません。

提案の中で役立ちそうなところを選ぶ。
自分に合う大きさにして試す。
やってみてから、続け方を考える。

そんな受け取り方もあるんです。

アドバイスへの感謝は伝え、行動は自分に合う形を選ぶ図解

自分に合うアドバイスを選ぶ
3つの問い

自分は、どうなりたい?

アドバイスをどうするか考える前に、
相談した時の困りごとに戻ってみます。

「人と会うのをやめたい」のか。
「会ったあとも、夜を楽しめるくらいの
余力を残したい」のか。

同じ「会うと疲れる」という相談でも、
望むことによって、選ぶ方法は変わります。

今回なら、
「友達とは会いたい。
疲れ切る前に帰れるようになりたい」
と、短く書いてみる。

自分が望むことがわかると、
もらった提案のどこが役立ちそうか、
考えやすくなります。

取り入れるなら、どの部分?

次に、アドバイスを見ながら、
「どの部分なら、今の自分に合いそう?」
と考えてみます。

全部に賛成できなくても、
ひとつ参考になることが
含まれているかもしれません。

「毎回、誘いを受ける前に考える」
は取り入れたい。
「しばらく誰とも会わない」
までは、今は考えていない。

そんなふうに、
自分が試したい部分を確かめます。

気が進まない時には、
「合わないのか、試すのが怖いのか」
も見てみてください。

帰る時間を伝えるのが怖い。
けれど、短い時間で会うこと自体は
やってみたい。

そうなら、
「怖いから全部やめる」以外に、
伝える言葉を考える方法もあります。

小さく試すなら、何をする?

試したい部分が見つかったら、
次の一回をどうするか決めてみます。

「次に会う日は、お茶だけにする」
「約束をする時に、帰る時間も伝える」

一度試して、帰ってから、
「今日はどうだった?」と確かめる。

楽しかったこと、疲れたところを見ながら、
次も同じにするか、少し変えるかを選びます。

アドバイスは、試してみたあとの
自分の感覚も合わせて考えられます。

合わなかったら、方法を調整する。
役立ったら、次にも使ってみる。

相手の言葉だけで答えを決めず、
実際の自分に合うかも見ていくんです。

今、気になっているアドバイスがあれば、
次の3行を書いてみてください。

  • 自分は、どうなりたい?
  • 参考にしたいのは、どの部分?
  • 次の一回で、何を試す?

「どうした?」と聞かれたら?

全部やったと報告する代わりに、
役立ったところと、自分が選んだことを
伝える方法があります。

「話を聞いてくれて、ありがとう。
無理して会っていたのかもって気づいたよ。
次は、帰る時間を先に決めてみるね」

まだ決めていないなら、
「教えてくれてありがとう。
自分に合うやり方を考えているところ」
と、今の状態を伝えられます。

相手が必ず納得するとは限りません。
意見が違う時は、違うままになることもあります。

相手の気持ちを想像して
取り入れ方を決める前に、
自分が参考にしたことを、言葉で伝える。
お礼と、自分の選択を一緒に伝える方法です。

感謝を伝えて、決めるのは自分

親身になってくれた人の言葉は、
大切に受け取りたい。
自分の気持ちにも合うやり方を選びたい。

その両方を考えるために、
感謝と、行動を分けてみる。

相手の言葉を参考にしながら、
自分で選ぶ。
その選び方が、これからの自分を助けます。

「相手が考えてくれたことは、
その通りにやらなきゃ」

そんな当たり前があると、
自分の希望を確かめる前に、
相手に合わせてしまうことがあります。

いつもの自分には当たり前すぎて、
一人では気づきにくいこともありますよね。

気を遣いすぎて疲れる理由と、
私が実際に手放してきた習慣を、
無料小冊子
『今すぐやめていい13のこと』にまとめました。

アドバイスにも自分に合う取り入れ方を。無料小冊子 今すぐやめていい13のこと

この小冊子も、13個全部を
一度に変える必要はありません。

いつもの自分と比べながら、
「これは私もやっているかも」
「ここを少し変えてみたい」
と思えるところを選んで読めます。

相手への感謝も、自分の希望も
大切にできる人付き合いへ。
自分に合うヒントを、見つけてみてください。

無料小冊子
『今すぐやめていい13のこと』
を読む

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次