友達とお茶をしている時、
「最近、家族とはどう?」と聞かれた。
気にかけてくれたのは、うれしい。
ただ、その話は今はしたくない。
それなのに、
「聞いてくれたんだから、答えなきゃ」
「話さないと、よそよそしいかな」
と考えてしまいませんか?
帰り道になって、
「あそこまで話すつもりはなかったな」
と気になってしまうこともありますよね。
相手とは、これからも仲良くしたい。
自分のことを全部話すのは、気が重い。
今日は、そんな時に、
話したいことを自分で選びながら、
人と付き合うための考え方と返事の仕方を
お話しします。
「まだ話したくない」も、自分の本音
「もっと本音で話せたら、
人と仲良くなれるのかな」
そう思うと、
話せるようになることを
頑張ろうとすることがあります。
本当は言いたいのに、
相手の反応が心配で言えない。
そんな時には、
どう伝えるかを考えることが
助けになることもあります。
けれど、
今は自分でも整理がついていない。
思い出すと気が重くなる。
その話は、人に知られたくない。
そんな気持ちの時もありますよね。
「まだ話したくない」も、
自分の本音なんです。
相手に正直でいたいからこそ、
自分が話したくないと感じていることも
大切にしたい。
「この人と仲良くしたい」と、
「この話は今はしたくない」は、
両方ある気持ちです。
本音を大切にすることは、
何でも話せるようになることだけではなく、
自分が何を話したいのかを
確かめることでもあるんです。
仲良くなる話題は、好きなものや楽しかったことにもある
相手が家族のことや悩みを話してくれると、
「私も同じくらい話さなきゃ」
と思うことはありませんか?
自分を信頼して話してくれた。
それがうれしいからこそ、
何か返したい気持ちになるんですよね。
その時、
自分も同じように詳しく話すことのほかに、
相手の話を聞いて、
「話してくれてありがとう」と
伝えることもできます。
自分の話をするなら、
今、自分が話したいことから。
最近見ておもしろかった映画。
気に入ったお店。
休日にやってみたいこと。
「私もそれ好き」
「今度、一緒に行こうよ」
そんな会話から、
お互いの好きなものがわかったり、
次に会う楽しみができたりします。
友達と過ごした時間を思い出すと、
深い話をした日だけでなく、
同じことで笑った日もありませんか?
仲良くするために話せることは、
自分の詳しい事情のほかにもあるんです。
会話を続けながら、「今は話したくない」を伝える言葉
そうは言っても、
「その話はしたくない」と言うと、
相手を拒んだように聞こえそうで、
言いにくいんですよね。
そんな時は、
相手のことと、聞かれた話題を分けて
返事を考えてみると、
言葉を選びやすくなります。
自分の中で整理している途中なら、
たとえば、こんな返事があります。
「気にかけてくれてありがとう。
その話は、まだ自分の中で
整理してるところなんだ」
理由を詳しく話したくない時は、
「聞いてくれてありがとう。
今は、その話はしないでおきたいんだ」
その上で、ほかに話したいことがあれば、
「そういえば、
この前教えてくれたお店に行ったよ」
と、会話を続けることもできます。
話したくない理由まで、
相手が納得するように説明しようとすると、
結局、話すことが増えてしまいます。
詳しい事情を説明する代わりに、
「今は話さないでおきたい」という
今の気持ちを伝える方法もあるんです。
もし「どうして?」「何があったの?」と
さらに聞かれたら、
「うん、今は話さないでおきたいんだ」
と、同じ返事をすることもできます。
相手が必ずすぐにわかってくれるとは
限りません。
繰り返し聞かれて困る時には、
「今日は別の話をしたいな」と伝えたり、
その話をいったん終えることも
選択肢になります。
話したいことを選べると、人付き合いはもっとラクになる
「聞かれたから、答えなきゃ」だけで
返事を考えていると、
自分が何を話したいかは
後回しになりやすいんですよね。
そこに、
「私は今、この話をしたいかな」
も加えてみる。
話したいことは話す。
今は話したくないことは、そう伝える。
そうすると、
相手の質問に答えるためだけでなく、
自分も楽しめる会話を
選べるようになっていきます。
人に気を遣う場面では、
話すこと以外にも、
相手の希望に合わせたり、
自分の予定を後に回したりすることが
ありますよね。
人を大切にすることは続けたい。
そのたびに、自分だけが疲れるのは減らしたい。
そんな時に、
普段の自分と照らし合わせて
見直せるように、
私がやめた13のことを
小冊子にまとめました。
「私も、ここまでやっていたな」
「これなら変えられそうだな」
自分に当てはまる場面から、
人付き合いをラクにするために
変えられることを見つけられます。


